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読書案内

史上最強の哲学入門 飲茶(その4)

◆はじめに この記事は史上最強の哲学入門、存在の真理編です。 真理の真理編はこちら bebebebe.hatenablog.com 国家の真理編はこちら bebebebe.hatenablog.com 神様の真理編はこちら bebebebe.hatenablog.com 東洋哲学編はこちら。 bebebebe.hatenablog.com …

史上最強の哲学入門 飲茶(その3)

◆はじめに この記事は、以下の記事の続きで、神様の真理について記述します。 真理の探究はこちら bebebebe.hatenablog.com 国家の真理はこちら bebebebe.hatenablog.com 東洋哲学編はこちら bebebebe.hatenablog.com bebebebe.hatenablog.com bebebebe.hate…

史上最強の哲学入門 飲茶(その2)

◆はじめに この記事は史上最強の哲学入門の続き記事です。 国家の真理について記述します。 真理の探究についての記事はこちら。 bebebebe.hatenablog.com 東洋哲学編はこちら bebebebe.hatenablog.com bebebebe.hatenablog.com bebebebe.hatenablog.com ◆国…

史上最強の哲学入門 飲茶(その1)

◆はじめに 本書は哲学史上の重要人物を紹介する本である。 似たような本はいくつもあるが、飲茶さんの観点からどのように切り取られるのか。 そこがポイントです。 東洋哲学編は以下の記事で書いています。 bebebebe.hatenablog.com bebebebe.hatenablog.com…

史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち 飲茶 (その3)

◆はじめに この記事は飲茶さんの書かれた史上最強の哲学入門 東洋の哲人たちの要約その3です。その3では日本の話をします。 インド哲学編と中国思想編はその1、その2を参照。 bebebebe.hatenablog.com bebebebe.hatenablog.com ◆要約 以下の観点から整理…

史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち 飲茶 (その2)

◆はじめに 史上最強の哲学入門 東洋の哲人たちについての続き記事です。 今回は中国の思想について書きます。 東洋哲学全般と、インド哲学については前回の記事をどうぞ。 bebebebe.hatenablog.com ◆中国の思想 以下の観点から記述していく ・中国の思想家が…

史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち 飲茶 (その1)

◆はじめに 本書は東洋哲学の概要を整理した本である。従って、すでに本の時点でよくまとまっているというのが正直な感想。ただ、自分の学習もかねてアウトプットする。 また、分量が多いので複数回に分けて整理する ◆概要 作者は飲茶さん。西洋哲学をまとめ…

最強!のニーチェ入門 飲茶

◆はじめに そろそろ、ツァラトゥストラや道徳の系譜を読みたいなと思っていたので、その入門として買ってみた。近代以降の哲学に対して全然知識がなく、イマヌエルカント→ウィトゲンシュタイン→ハイデガーくらいしか知らない。 ニーチェ本のガイドブックにな…

菊と刀 ルースベネディクト

◆初めに 菊と刀は外国人からみた日本人論。日本人からみた日本人論としては新渡戸稲造の武士道があるが、それとは違う作品である。 ◆概要 著者はルースベネディクト。文化人類学者。 本書は、第二次世界大戦において、日本人を降伏させために、日本人の文化…

数学ガール ゲーデルの不完全性定理 その1 結城浩

◆概要 数学ガールとは結城浩さんの著作で、学生が数学について考えていくストーリーとなっている。ストーリーが面白いだけでなく、ガロワ理論やフェルマーの最終定理など様々な数学にまつわる話を書いている。数学を読む本であるというのが私の印象である。 …

嫌われる勇気 岸見一郎

◆はじめに 個人的には、ビジネス書を嫌悪している。 なぜなら、当たり前のことを偉そうな書きっぷりで書いているからだ。 ○○会社のCEOとか、そのような肩書に頼っている点も嫌いだ。 本書については、意外な観点だし、アドラー心理学という微妙な切り口から…

哲学のすすめ アリストテレス

◆概要 アリストテレスが哲学について語った本。 アリストテレスの著作のうち、唯一ほぼ復元されたもの。 ◆テーマ 哲学について以下の3点から哲学をすすめる ・哲学は良いものなのか 人間は善を追求している 判断の正しさ、理性を用い、善き善を観照できるも…

老年について キケロ

◆概要 ストア派の哲学者キケロが書いた作品 ◆テーマ 一般的に老年は嫌われているが、なぜだろうか。 むしろさまざまな経験を得た収穫期ではないか。 老年について、古代ローマ人が意見を述べる。 ◆要約 老年が嫌われるのは以下の4点からなるが、それは誤解で…

プロタゴラス プラトン

◆概要 プラトンの対話篇の一つ プロタゴラスでは徳は教えられるかがテーマ ◆概要 ソクラテスの質問「徳は教えられるか」 徳は教えられるか。徳とはどのようなものか議論する。 プロタゴラスの質問「シモニデスの詩の解釈」 ソクラテスが問答に値するかシモニ…

アドルフ コンスタン

◆アドルフ フランス文学 1800年ころの話 コンスタンにより書かれた作品 ◆シナリオ(ネタバレ含む) 青年が恋愛する情熱と、恋愛を失った後の話を生々しい表現であらわした作品 10章構成でおおむね以下の流れで構成される。 1,2章 人妻エレノールに恋をし、恋…

シラノドベルジュラック

◆概要 1640年ごろのフランス戯曲。作者はロスタン。 シラノドベルジュラックは実在の人物 戯曲として何度も講演。日本でも2018年に舞台があった。 ◆ポイント ・登場人物が魅力的 シラノドベルジュラック 剣術に優れているだけでなく、詩を書かせても一流。 …