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キャッシュレスの乱立について

キャッシュレスが乱立しているがなぜだろうか。

本記事で明確にしたい。

 

◆キャッシュレス

 現金は輸送に金がかかるし、保管にも金がかかる。

 そこで、登場したのがキャッシュレスである。

 キャッシュレスなら現金がないため、現金輸送車やATMの負荷を落とすことができる。

 また、電子化されていれば履歴が残るため、消費税の回収が容易になり、国としても推進したい施策である

 

◆なんでクレジットカードじゃないの?

 ここがあいまい。おそらく、クレジットカードを持てない人が一定数いるからであろう。クレジットカードとスマホならば後者の方が保有者が多いと思われる。

 

◆なぜポイント還元をしているの?

 キャッシュレスはネットワークを作ったものが強い。

 日本の中のLINEと同じ。周りがLINEを使っているから自分もLINEを使わざるを得ないという話。

 例えば皆がPaypayを利用すると、お店側もPaypayのみ受け付けるようになり、後から登録する人もPaypayを利用せざるを得なくなる。

 

◆将来どうなると思う?

 結局AmazonAppleだと思う。なぜなら、世界レベルで見た時に上述のネットワークが発達しているからである。

 例えば、アメリカ人が日本に旅行します。現金を持っていないからキャッシュレスで

支払います。Paypayを利用します。。。とはならないでしょう。

 確かに、短期的にみればPaypayやline payが国内の覇権を握ると思われる。(とはいえ短期だったら、現金信仰が廃れない可能性が高い。)だが、その先がない。lineは日本くらいでしか利用されていないしPaypayなんて認知されていないでしょう。

本当にインバウンドに力を入れるならば、日本発のシステムを利用することは考えられません。(JCBだって、VISA,MASTERにボロ負け状態)